How to: 英語での日常会話 (small talk)
会話に気まずさを感じさせない
日常会話やおしゃべりのことを英語では、スモールトークと呼ぶことが多いです。これは、初めて会う人やあまりよく知らない人との会話で頻繁に使用されるちょっとした会話です。スモールトークは、特定のトピックを含んでいるわけではありませんが、英語学習者にはとても便利で、習得すべき重要なスキルなのです。
なぜスモールトークが重要なのか?
英語圏のほとんどの国では、世間話をすることは日常的なことであり、フレンドリーな印象を付け、新しい人との出会いのきっかけになります。スモールトークは気まずい沈黙をさりげなく埋めてくれるのです。スモールトークが好きでも嫌いでも、仕事や日常生活の中でスモールトークを避けることはできません。スモールトークをすることは、1日に何度も英語を話す練習にもなります。スモールトークを続けていくと、より深い会話につながりますが、大切なのは、まずは気軽に小さな会話を始めることです。
どんな世間話をすればいいのか?
人々が世間話として、天気について話していることを疑問に思ったことはありませんか?天気の話は、イギリスの世間話の中で最もよく使われる話題です。
基本的に、最近の出来事は何でも世間話のネタになります。相手の一日について尋ねたり、体調を尋ねたり、共通の趣味について話したり、話している瞬間に起こっていることについてコメントしたりするだけでも、打ち解けるのに良い方法です。バスを待っているときに見知らぬ人と、街で知り合った人と、そしてあなたが話しかけたい人、もっと仲良くなりたい人なら誰とでも世間話をすることができるのです。
英語でのスモールトークの始め方
ここでは、誰とでも話すことができるスモールトークのゴールデンルールを紹介します!
1. 自由形式の質問をする
自由形式の質問(何を、どこで、いつ、どのように、誰が、なぜ)は、どこでも会話を導くことができます。イエス」「ノー」という答えではなく、人々が関連すると思うことで会話を続けます。すると、新しい話題も徐々に生まれてくるはずです。
2. 積極的に聞き役に徹する
相手が話している間、注意深く耳を傾けることで、相手の話を聞き、興味があるんだなと思ってもらえます。これは、ある意味会話の基本です。笑顔、アイコンタクト、うなずきなど、非言語的なテクニックも使ってみましょう。アクティブリスニングは、話し手を尊重し、より長く話してもらえるようにするため、人間関係を発展させることができます。
3. 興味と熱意を示す
口頭では、説明を聞いたり、会話をまとめて確認してみたりと、興味を示すことが大切です。逆に、会話に興味を持ってもらうには、ちょっとしたテクニックがあります。例えば、質問を最初にする、一般的な返答をする、フォローアップの質問をすることです。
4. 会話を深める
相手の反応をよく見て、新しい会話の糸口として利用することも大切です。相手が出身地を言ったなら、出身地について質問することで会話を深めることが出来ます。例)出身地はどんなところですか?この場所と違うところはありますか?どれくらいの頻度で帰っていますか?何が有名/特産物ですか?
ビジネスにおける会議であれば、スモールトークの最初の質問は現在の会議についても良いでしょう。例)この会議のトピックについてどう思いましたか、等。他には、組織/会社についての質問も効果的です。例)以前、この会社によるイベントに参加したことがありますか?
5. 常に質問に答える
そして、あなた自身の回答も「はい」「いいえ」だけではいけません。相手が自由形式の質問をしていない場合でも、自分の答えを展開するのが良いでしょう。
スモールトークを始めるための言葉選びの例
How’s it going? How have you been? How was your weekend? What have you been up lately? It’s a beautiful day isn’t it? Are you from here? Are you here on holiday? Are the buses always this late? Do you come here often?