マルタに訪れるなら、コミノ島で1日過ごすのはマストです!

小さな島、コミノ島での1日の過ごし方は、必見です。

コミノ島は、マルタとゴゾの間に横たわる小さな楽園のような島で、ブルーラグーンという透き通った海があります。数人の年配の家族を除いてほとんど無人で、人口もまばらになっています。数軒の奇妙な建物と一本の未舗装の道路があるだけで、まったく未開発の島です。しかし、歩いても数時間で一周できるこの島にて、珍しい物や風景を見つけることができます。

コミノ島へは、マルタのチルケワからフェリーで、またはマルタとゴゾの各地からいくつかの小さな船会社で行くことができます。ほとんどのサービスでは、ブルーラグーンに直接行くことができます。ここには食べ物や飲み物を売るキオスクがありますが、必ず水を持って行ってください。また、日陰がないのでビーチパラソルを準備することと、島の一角にある小さな森には注意が必要です。

ブルーラグーン

紺碧の海を目の当たりにすると、その眩しさに圧倒されることでしょう。ブルーラグーンは、コミノ島とケムネト島の間にあり、地質が珍しく、美しい舞台を作り出しています。砂は白くて厚く、底までまっすぐ沈むので、水が濁ることはありません。岩や水中洞窟には海洋生物が豊富に生息しており、ここでのシュノーケリングは楽しみの一つです。

ブルーラグーンを楽しむには、最初のフェリーが到着する前か、最後のフェリーが出港する前がベストです。日中は、海岸にデッキチェアが所狭しと並び、混雑した遊泳区域を他の観光客と共有することになります。往復するボートは騒音なので、時間帯をずらすことをお勧めします。

キャンプ、サンタマリアベイ

手つかずの無人島感覚を味わうために、コミノで一泊するのも一考の価値があります。ブルーラグーンから北側へ徒歩20分ほどのサンタマリアベイにはキャンプ場があり、その間にあるセントニコラスベイには夏期のみ営業するホテルがあります。

サンタ・マリヤ・ベイは、ブルーラグーンと競合しているので、意外と評価が低くなっています。しかし、この湾はとても美しく、水は魅力的で、ビーチには木々が立ち並び、夏の暑い日差しを遮ってくれる優しさがあります。キャンプ場はこの木々のすぐ後ろにあり、ビーチからわずか数メートルの快適な平地が広がっています。このエリアには、シャワーとトイレがあります。西側にはホテルのバンガローが並び、警察署やチャペルもあります。東側には壮大なサンタ・マリヤ洞窟へと続く小道があります。

伝統的に、土曜日の夕方には礼拝堂で礼拝が行われ、地元の人々はヨットやセーリングボートから上陸して出席し、宗教上の義務を果たした後、日曜日の水上のリラクゼーションを満喫することができる。コミノの警察は短パンを履いているのです。

サンタ・マリヤ・ベイから東に続く道は、小さなビーチを過ぎると険しい地形になります。ビーチの先には、地形には似つかわない大きな岩がありますが地質学者によると、これらの岩は遠くから水によって運ばれ、数十年前の強力な波によってそこに置かれたことが確認されています。この岩をかき分けて水際まで行くと、サンタマリア洞窟への入り口があります。

コミノ島を探検する

風と水によって刻まれた岩絵のような光景に驚かされます。大きな洞窟があり、その中に入っていくことになります。さらに進むと、綺麗で大きな水たまりに直結しています。これは、崖の2つの側面から外部とつながっており、ここでのボートダイブが人気です。水面上では、窓から反対側の崖に通じており、ここには4つの巨大な洞窟の口があり、深海のダイビング愛好家に楽しまれています。洞窟の中も外も、泳ぐのに最適な海です。

来た道を戻り、未舗装の道路まで進みます。登っていくと、分かれ道があります。西側はブルーラグーンに行く道なので、南側の道を進みます。途中、小さな軍事墓地、養豚場、島の4人の住人の小さな農家、古い軍隊の兵舎などに出くわし、最後に歴史的な塔にたどり着きます。